キャリアラボ

キャリアに悩む帯同家族の味方 @indonesia

1年を振り返って...

今月はキャリアラボを運営しております、
向がコラムをかかせていただきます。

 

 

年末ですので、
1年の振り返りをしつつ、
私がどんな思いでこの1年
活動を続けてきたのかを
お伝えできればと思います。

私が今のような活動を始めたのは
去年の9月頃でした。

今の職場に残るよりも、
海外に出てみたほうが
自分の可能性が広がるかもと、
退職を決意し、帯同することにしました。

コロナ渦で渡航VISAの発行が
何度も、何度も...何度も延期される中、
自分もインドネシアで仕事がしたいと思い、
転職活動を行っていました。

ただ最終的に主人の会社からOKが出ず、
就労は断念せざるを得ませんでした。

「仕事」という
これまで生活の大半を占めていたものが
無くなることで
生活の中のやりがいがなくなることに
不安を覚えた私は、
ジャカルタ 駐在妻 キャリア」
でネットを漁り続ける日々を送っていました。

そこでヒットしたのが
前所属先の「ジャカルタキャリアカフェ」
でした。

仕事ができないのであれば、
自分と同じように仕事の無い生活に
不満を抱える駐妻の方々を支援しようと
決意しました。

所属し始めた当初から
主体的に組織を運営させていただき、
Webサイトの製作や
オンラインイベントの運営に
携わらせていただきました。

それから組織のしばりに縛られることなく、
自分のフィールドで
自分のやりたいことに思う存分、
チャレンジしたいと感じるようになり、
今のキャリアラボを設立しました。

私はもともとグループの中では
みんなから頼られる
キャラクターではありますが、
何かのリーダーになるような器は
ありません。

たった一人で物事を決断していくのも
どちらかというと苦手です。

でも、この帯同期間で
何かしらステップアップがしたかったし、
次の仕事に繋がる何かをつかみたかったので
迷わずチャレンジしました。

知名度ゼロからのスタートでした。
組織を立ち上げて数カ月は
発信しても発信しても誰からも
見向きもされていないような気がして
かなり孤独感を感じていました。

ただそこから自分のやりたいことを
中心にコツコツ準備を進めて、
いくつかのボランティア活動を
提供したり、
インドネシア語の会話クラブを
運営するようになりました。

それからは少しずつ、
ボランティアに参加して下さる方が増え、
私の活動や私に興味を持って下さって
連絡を下さる方が徐々に増えていきました。
とてもありがたいことで
本当にうれしかったです。

そうやって参加して下さる方がいて、
初めて私の活動は成り立ちます。

私はジャカルタ在住なので
ジャカルタに限った話にはなりますが、
個人的にはかなり閉鎖的な
コミュニティが形成されていると感じます。

何か一つきっかけがないと
人とも繋がれないし、
情報も入ってきません。

私も実際そうでした。

最初に繋がった人から、
徐々に新しい人と繋がり、
活動を通してまた繋がり...
渡航してきてから、これまでに
200名近くの方と繋がることができました。

何かやるにしても、
最初に小さく始めて、
そこから徐々に人との繋がりが広がって
そこからまた新しい活動が生まれて...
今ではキャリアラボの中の活動も
6種類くらいになりました。

何が言いたいかというと、
色々とご家庭の事情があるとは思いますが、
長らく足踏みしていないで、
ぜひ小さなことからでもいいので
新しいことに挑戦してみて欲しいです。

小さなことをきっかけに
その先は自然と広がっていきます。

私はこの1年でそれを強く感じました。

できない理由を見つけて
簡単に諦めるのではなくて、
できる理由を見つけて
自分のできる形で少しずつ
チャレンジしてみてほしいです。

そうすることで、
新しい自分の長所に
出会えるかもしれません。

そうすることで、
今以上にインドネシアでの生活が
充実するかもしれません。

私は前向きに頑張ろうとしている方は
全力でサポートします!

こんな私の話に共感して下さった方は
ぜひ来年キャリアラボの扉を
「トントン」として下さい。

私は来年また、新たなチャレンジを
計画中でして、
キャリアラボに注げる時間は
限られるかもしれませんが、
できる限り皆さまのサポートを
続けたいと思っています!

また来年皆さまとお会いできるのを
楽しみにしております。

改めまして
本年も大変お世話になりました。

皆さま良い年末年始をお過ごしください。